ふくと刺しゅう。

オペラ歌手(刺しゅう担当)とデザイナー(服担当)による、異色のおもしろ楽しいどたばた制作日記。

くったりリネンのプリーツマスク、作りました。

こんにちは。

服担当のyumehitoです。

コロナの影響が猛威を振るっておりますが、「ふくと刺しゅう。」はどんな状況であれ、常に前を向いていたいなと考えております。

そんな今回は私も布マスク作りました。

くったりとした上質なリネンを使用したプリーツマスクです。

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私も今まで使い捨てのマスク使ってましたが、いざ自分で作ってみると大変に可愛いもんで愛着が湧く感じがしますね。

すっぴんを隠したり、寝る時の保湿などには持ってこい。内側にガーゼなど入れたら効果も上がるかもしれませんね。

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4つ折りたたみがあるタイプのプリーツマスクでして、ガシガシと洗濯していただいて大丈夫です。ただ一応ネットに入れるなどしていただけると破損が少ないかもしれません。

まわりを見ますと布マスクはどうやらみなさん立体型が流行っているようですが、まぁ作ってみてプリーツ型は確かに手間かかりましたね。

折ってはアイロンして縫う、折ってはアイロンして縫う、折ってはアイロンして縫う…笑

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でもそれだけ手間かけますと先に言いました通り、大変に愛おしいんですね。縫いの部分も多いので形もしっかりしますし、見た目も上等じゃないかと我ながら気に入っております。

と、そんなこと言っておりましてもマスクの良さ伝わらないかもしれませんのでディテールを紹介していきますね。

まず全体は横幅が約18cmくらいで、縦幅が約8〜9cmくらいです。プリーツ広げますともっと縦に広がりますから顔をしっかりと覆ってくれます。

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このマスクのいい所は鼻の部分に針金とか入れてないんですが、ゴム紐の通し方により鼻に割とフィットしてくれる所です。

このマスクは左右にそれぞれゴム紐を通すのではなく、上下に通して大きく一周しているような仕様になっています。

ゴムの長さは左右それぞれ約20cmくらいにしておりますので、大きめです。おそらく最初かけると緩いと思いますので、ご自身のサイズに合わせて結んだり、クリップで止めたりしていただけたら便利かなと思います。

またゴム紐は簡単に抜けますので、お好きなものに交換していただいても個性が出て面白いかもしれませんね。

さて、裏面。

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プリーツ裏面の山部分は全て縫ってありますので、形崩れもしにくいです。

洗ってアイロンなどかけていただいたら元どおり。

今回ご紹介してるのは黄色ですが白も作りましたよ。

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白も定番ですね。

私は白をつけてます。早速重宝。

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よく見ると紙じゃなくてリネンって所がミソです。

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こちらのリネンマスクは「ふくと刺しゅう。」のネットショップやminne、creemaでも1枚1,900円で販売しておりますので、もしご入用でしたらお買い求めいただけましたら嬉しいです。

ふくと刺しゅう。FUKU TO SHISYU Embroidery & Fashion

一つ注意点といたしまして、こちらのマスクは花粉やウイルスを防ぐ効果を保証するものではありません。そういった用途でお使いの際は、その点をご承知の上、ご使用ください。

私はもっぱら花粉やウイルスへの対策のつもりで付けておりますが、効果の程は分かりません。とりあえずは「何かいい感じ」がしますが、きっと私の主観的なその感覚がマスクの内側にフィルターを作ってくれているのだと思います。

気の持ちようですね。笑

今回コロナで大変な騒ぎではありますが、私としてはこの布マスクの型紙も作れましたし、マスク自体作って使い捨てマスク争奪戦からも離脱できましたし、ハンドメイドでみなさまにより貢献できるという機会にも恵まれましたので良かったなと思います。

いわゆる「正の注目」というやつですね。

どんな状態であれ、その中にある「良い部分」を見つけていく。

こんな時はそうやって生活するのが、思い悩まない方法かな〜なんて思いながら最近の日々を過ごしております。

みなさまもぜひ悲観的にならず、「こんな状態だけれど自分に何ができるかしら」と考えながら過ごしてみてください。悪くないですよ。

最後なんの記事だか分からなくなりましたが、まとめますと「素敵なリネンのマスク、ありますよ?」でした。

素敵な午後のひと時、お過ごし下さい。

 

服担当 Yumehito