ふくと刺しゅう。

オペラ歌手(刺しゅう担当)とデザイナー(服担当)による、異色のおもしろ楽しいどたばた制作日記。

オリジナルTシャツを作って売ってる人達はどこのメーカーのTシャツ使ってるか気になりません?

お盆ですね。

服担当のyumehitoです。

yumehitoは本日からデザイン事務所も休みにして仙台に帰省します。帰省してもデザイン制作に追われそうですが。。。

中々オリジナルシャツの制作に手をつけられずうずうずしてます。

しかし昨日は少し活動できました!

我々『ふくと刺しゅう。』メンバーが「制服」と呼んでいる左胸にロゴをミシン刺繍で入れたTシャツがあるのですが、そちらを1着、刺繍担当のArisaのお母様が「欲しい!」とお声をかけていただけたのでそちらの作成を合間にしました。

まずソフトでデータ確認。

f:id:fuku-to-shisyu:20180811192623j:image

Tシャツと刺繍枠、接着シートの準備。

f:id:fuku-to-shisyu:20180811192712j:image

ところでオリジナルTシャツを作る・これから売りたいと考えてる方は、すでにオリジナルTシャツを販売してる方々が何のTシャツ、どこのメーカー、ブランドを使ってるのかと疑問に思う方もいると思います。そこんとこのお話をちょっと。

デザフェスに行った時、オリジナルTシャツもかなり販売されていてどこのを使っているのか見た所、メーカーは大体2種類でそれ以外はほぼありませんでしたね。

ひとつはPrintstarさんのCVT-00085、もひとつはUnited Athleさんの5001-01です。ちなみにUnited Athleさんは下2桁が02だとキッズサイズ、03だとガールズサイズで結構細かく用意されてます♪Printstarさんもウーマンサイズあって、そちらは襟ぐりが大きく開く仕様になってデザインもグッと変わります。

これらはオリジナルプリントのお店でデザイナーをしていたのでとても馴染みのある品番のTシャツでした。笑

コストを考えつつある程度のクオリティだったらダントツでPrintstarさんのCVT-00085ですかね。

ただ確かにどちらも低価格で仕入れのコストは抑えやすいですが、個人的にはあまり好きじゃないんですよね。。。

私個人の印象ですが、全体的にヨレやすいのと首元のリブ部分も伸びやすい気がします。

United Athleさんとかだと「5942」がやはり手に取ってみるとスゴイなと思ってました。生地もしっかりしててファッションとしてのTシャツとしてはバッチし耐えられるなと。ただ値段が張るのでみなさんも選ばないでしょうね。。Tシャツ自体の質にもこだわるお店は取り入れてみても素敵ですね!

じゃあ『ふくと刺しゅう。』は何のTシャツ使ってるの?と思われるかもしれませんが、ナイショ。笑←

ただ生地の質にもこだわりたいので少し特殊なの使ってます。リブ元は二針縫製なので首元もしっかり。気になる方はぜひ来年のデザフェス2019に来てくださいな♪笑

さて、ミシン刺繍の続きです。

f:id:fuku-to-shisyu:20180811203125j:image

縫い順や始点終点調整すればもっと仕上がり良くなると思います。うちはすんごい機会というわけではないので渡り糸は手作業で切ってます。結構繊細な作業で大変ですが手作業は嫌いじゃありませんので黙々とやってます。笑

ほんでこんな感じになりました。

f:id:fuku-to-shisyu:20180811200810j:image

f:id:fuku-to-shisyu:20180811200930j:image

刺繍糸はキングスターさんの刺繍糸です。なんか好き。

f:id:fuku-to-shisyu:20180811200859j:image

f:id:fuku-to-shisyu:20180811200903j:image

さあ完成ですね!

左胸ワンポイント刺繍です。

シルクプリントも良いですが刺繍になると一段と高級感、特別感が出ますね。

来年のデザフェス2019でこちらも販売する予定なので興味のある方はぜひ!

暑い日が続きます。

みなさまどうかお身体ご自愛下さい!